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崩れる壁 読んだ。

崩れる壁

ウペンドラナート・アシュク 著    三木雄一郎 訳

著者のウペンドラナート氏は1910年にパンジャブ州でバラモン
の家庭に生まれ、文学、ラジオ放送、映画製作など多彩な方面
で活躍され1996年に亡くなられています。

長編小説「崩れる壁」はヒンディー・リアリズム小説の最高傑作
と言われるだけあって、450ページを一気に読ませる魅力が
あります。

タイトルから察して、政治的な内容で悲惨な場面とかを覚悟して
読んだのですが、そういった悲惨な描写が一切ない珍しいインド
文学でした。

内容的には、物語に大した起伏もなく、主人公の青年の葛藤
恋愛、意に沿わない結婚、家族との関係など、著者を投影させた
と思われるバラモン階級の若者の日常が描かれています。

そして、主人公は徐々に社会、階級、人間関係の「壁」を意識し
始めます。このような「壁」は京都にもかなりの厚みで存在しそう
ですが、インドの「壁」はその比ではないでしょう。

若者の青臭さ、高揚感、自意識、辛抱のなさ、愚かさがよく描かれ
ていて良質の文学作品でした。

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ゴパール

Author:ゴパール
池田 剛 
関西を中心に活動している、
バーンスリー奏者です。
 
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■2019年5月5日(日・祝)
■13時50分~14時30分

■会場 法然院HP

■参加費:志納(東北の被災者支援をされている団体に寄付されます。)

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