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インド・新しい顔  読んだ。

インド・新しい顔

V・S・ナイポール著   武藤友治 訳

これまでにも、ナイポール氏の著作は「イスラム再訪」
「ある放浪者の半生」、「魔法の種」などを読んできました。

文体の魔術師の異名を持つだけに、翻訳は不可能に近い
のだろうと半ば諦めていましたが、「インド・新しい顔」の翻訳
はかなりいい感じでした。

1988年~1990年にかけてムンバイ、バンガロール、チェンナイ
カルカッタ、ラクノウ、パンジャブ、カシミールを旅して、その土地
に住む人達の話を聴いて記録してあります。

ムンバイではヒンズー極右のシヴセナ党の幹部、スラムに住む
イスラム教徒、不可触民の政党ダリットパンサーの代表、マフィア
、映画関係者…

バンガロールでは、マイソール王国の元マハラジャや宮廷の関係者…

チェンナイでは、ドラヴィダ運動のベリヤール氏の元側近たちや
肩身が狭くなりつつあるブラーミン(聖職者カースト)の人たち…

カルカッタではタゴールが作ったシャンティニケタンの住人や共産主義者…

ラクノウでは元マハラジャやウルドゥー語を愛するイスラム教徒…

パンジャブでは1984年に黄金寺院に立てこもって国家を相手に戦った
シーク教のグル、ビンドランワーレの側近やインタビューをした新聞記者…

インド経済自由化の少し前の話なので、全てが現代と同じ状況とは
言えないものの、社会の上層部から最底辺の人々、まったくの一般人
から様々な思想を持つ人達まで、本当に沢山の人にインタビューする
ことによって、外側から見るだけでは分からない真のインドが浮かび
上がってきます。

インドに関心を持つすべての人にとって必読の書でしょう!

インド・新しい顔 (上)インド・新しい顔 (上)
(2002/03/27)
V.S.ナイポール

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ゴパール

Author:ゴパール
池田 剛 
関西を中心に活動している、
バーンスリー奏者です。
 
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■2019年5月5日(日・祝)
■13時50分~14時30分

■会場 法然院HP

■参加費:志納(東北の被災者支援をされている団体に寄付されます。)

■出演
池田剛(バーンスリー)
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