最近面白かった本
松浦弥太郎の新しいお金術 (2012/03/05) 松浦 弥太郎 商品詳細を見る |
この本はタイトル通り、お金について書かれています。
この手の本によくある、財テクや蓄財、おまじない系の
内容では無く、お金と正面から向かい合って真剣に付き合う
ための真面目な本です。
お金に対する考えと行動が変わりました。
葬られた王朝: 古代出雲の謎を解く (新潮文庫) (2012/10/29) 梅原 猛 商品詳細を見る |
出雲の国風土記や播磨の国風土記など多彩な資料をもとに
オオクニヌシノミコトと出雲王朝に関して立体的に描かれて
います。しかし、この本の一番の読みどころは古事記を口述
した稗田阿礼の正体は藤原不比等ではなかったのか?という
大胆な仮説で、説得力もあって面白かった。
新装版 限りなく透明に近いブルー (講談社文庫) (2009/04/15) 村上 龍 商品詳細を見る |
佐世保出身の作家という事で昔から気には掛けて
いましたが、「希望の国のエクソダス」という本を
10年くらい前に読んで、これは芸術と言うよりは
論文だなと思い、切り捨てていました。
と言う訳で、久々に読んだ氏の著作はデビュー作に
して芥川賞をとった本作でした。
本当にふざけた内容で、LSDをやって車を運転とか
ヤク中のガキ共の胸くそが悪くなる言動が中心なのに
切って捨てる事が出来ませんでした。
何かがありました。
遠野物語remix (2013/04/18) 京極 夏彦、柳田 國男 他 商品詳細を見る |
近代化される以前の田舎の空気を吸い込むことが
出来ます。柳田翁が自画自賛されるように、これは
文化遺産であります。
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